橘香支部 手本執筆料について
WRITING FEE
2025年6月以降、手本執筆料を以下の通り改定いたします。
原則として、教室生・通信生を問わず、一律料金といたします。
ペンの光・ペン展 自由作品部・自運創作部など
| 鉛筆 | 鉛筆(行末揃え)・ペン | ペン(行末揃え) | |
|---|---|---|---|
| 50字以内 | 2,000円 | 3,000円 | 4,500円 |
| 100字以内 | 3,000円 | 4,000円 | 6,000円 |
| 200字以内 | 5,000円 | 7,000円 | 10,000円 |
| 400字以内 | 9,000円 | 13,000円 | 19,000円 |
| 600字以内 | 13,000円 | 19,000円 | 28,000円 |
| 800字以内 | 17,000円 | 25,000円 | 37,000円 |
| 1000字以内 | 21,000円 | 30,000円 | 45,000円 |
| 1200字以内 | 24,000円 | 34,000円 | 51,000円 |
- すべて句読点を含みます。
- 「ペン」には、ボールペン・つけペン・筆ペンを含みます。
- 臨書作品の場合、鉛筆草稿であれば上記の「ペン」と同一料金で対応いたします。ペン・筆ペンでの手本をご希望の場合は、別途ご相談ください。対応には数か月単位でお時間をいただく可能性があります。
- ペン展の手本執筆は、原則として支部に所属している方、または支部より出品される方に限らせていただきます。
- ペン展自運創作部等の大作については、前年秋までのご依頼に限り対応可能です。その他の小作品についても、前年12月末までのご依頼に限らせていただきます。1月〜5月の期間は、原則として対応いたしかねます。
- 難読漢字を含む作品、漢詩作品など、特に難易度が高く作業負担の大きい作品につきましては、追加料金を頂戴する場合がございます。その際は、執筆開始前にご相談いたします。
- ペン展作品について、複数の生徒様が同一作品を使用される場合は、人数で上記金額を割った金額がお一人あたりの手本執筆料となります。
昇格試験
規定部
| 五段→推薦／推薦→準師範 | 3課題 7,000円 1課題 2,500円 |
| 師範試験 | 第1～3・5問 12,000円 1課題 3,500円 |
筆ペン部
| 五段→推薦／推薦→準師範 | 4課題 8,000円 1課題 2,500円 |
| 師範試験 | 第1～3・5問 8,000円 1課題 2,500円 |
- 同一課題で受験される方が複数いらっしゃる場合は、上記金額を人数で割った金額をお一人あたりの手本執筆料といたします。 （例：規定部師範試験を3名で受験する場合 → 12,000円 ÷ 3 = 4,000円／人）
ペンの光の競書（自由作品部以外）
ペンの光の競書の範囲について、ペンの光誌に掲載されている手本を書き直す場合は、無料でコピーを提供します。
ペンの光の支部名・名前手本
| 1種類 | 1,000円 |
| 2種類 | 1,500円 |
| 3種類目以降 | 1種類につき＋500円 |
- 教室生の方については、無料で執筆いたします。
書写検定
硬筆書写検定の課題の肉筆手本
| 1課題 | 2,000円 |
- 手本のコピーについては、既存の作成済みのものがあれば無料で提供します。
- 1月後半～5月前半は、対応できない可能性があります。
毛筆書写検定の課題の肉筆手本
すべて1課題あたりの金額です。
| 4級以下の課題 | 500円 |
| 古典臨書・古筆臨書・その他半紙1枚に10字以内の課題 | 1,000円 |
| 上記以上の文字数の作品 | 2,000円 |
- 手本のコピーについては、既存の作成済みのものがあれば無料で提供します。
- 1月後半～5月前半は、対応できない可能性があります。
改定の背景について
これまで手本執筆については、私の師匠の方針を踏襲し、非常に安価あるいは無料で対応してまいりました。
しかし、一部の生徒様より「金額と労力が見合っていないのではないか」とご心配のお声を頂戴する機会が増えてまいりました。
たとえば、700字程度の行末揃えを伴う鉛筆草稿では、15〜20時間程度を要します。
東京都の最低賃金（1,163円）で換算すると、およそ17,445〜23,260円となります。
さらに、難読漢字を含む漢詩作品の場合、同程度の文字数でも50時間程度を要することがあります。
都内の一般的な会社員の時間単価と比較すれば、本来は今回の改定後の金額の3〜5倍程度の報酬が妥当と言えるかもしれません。
しかしまずは、「最低賃金を下回らない」水準にて価格を設定させていただきました。 昨今の物価高騰により、生徒の皆様にはご負担をおかけすることとなりますが、今後も指導を継続的に行っていくための措置として、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
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